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【レポート】講演&研修プログラム/世界青年の船in淡路島2024/02/07②
【内閣府 国際交流プログラム SWY(世界青年の船事業)in淡路島】
受け入れチーム6 /SHARE HORSE ISLAND &ウェルネスパーク五色高田屋顕彰館
2024年2月7日に世界青年の船事業in淡路島の受け入れサポートを行いました。
今回は後編として2月7日の午後や今後についてのお話です。
※ 最後に各国の青年たちとの記念撮影 後半分を掲載しています。
(エチオピア、インド、アイルランド、ケニア、ニュージーランド、フランス、ヨルダン)
午前のプログラムと昼食を経て、いよいよみなさん馬との対面です。
といっても一度に馬2頭で30名以上は対応しきれないと、第6チームのコーディネーターのみなさんとの事前打合せで考え、ひとまず半分に別れてもらい、馬とのふれあいチームと高田屋嘉兵衛さんについて学ぶチームに分かれてもらい交代して体験して頂きました。
今回淡路島でのプログラムのテーマが「ORIGIN」という中で、第6チームとしてコミュニケーションの「原点」として、「ノンバーバル(非言語)コミュニケーション」を設定しました。
馬とのコミュニケーションは基本的に非言語によるものが主体になりますし、会場のウェルネスパークで讃えられている高田屋嘉兵衛さんも、当時北方領土の航路開拓中にロシアに拿捕され、自力で国交問題を解決する過程でノンバーバル・コミュニケーションを駆使したはずで、淡路ラボさんとの打ち合わせでそういったことを知ってもらおうとなりました。
馬とのふれあいでは、さらにふた手にわかれてもらい、大きな農耕馬の風月とのふれあい&馬上ヒーリングストレッチと、
ミニチュアホースのシランとのふれあい&引き馬体験&人同士のノンバーバル・コミュニケーション体験を実施しました。
↑人同士のノンバーバル・コミュニケーションのセッションの様子
動画はこちら(グーグルフォトへ)
一番の懸案事項であった天気も最高のコンディションで、2月の淡路島の西浦とは思えない暖かな気候に恵まれました。
外国人のゲストも基本ずっと船の上ですごすので、ウェルネスパークの開放感のある会場で馬とのひとときを堪能してくれているとスタッフの方がおっしゃって下さいました。
今回30名を超える人数にプログラムを提供するということで、これまでで最多人数となりましたが、シェアホースの仲間の協力のもと無事終えることができました。
西宮から月1回のペースで「馬とのくらしを育むラボ」メンバーとして通ってくださる櫻井さん、フランスに留学し、牧場に滞在して牛や馬などの扱いになれている「淡路島ビオ畑」の児島くん、そして妻の恵子や娘のしーちゃん、ほーちゃんがメインで協力して対応し、
さらに今回のチーム6のサポートメンバーのみなさん チーム6のコーディネーターの孝橋さん、通訳の森脇さん、かなえさんと、のりこさん、淡路ラボのにっしーくんの協力もとても心強かったです。ウェルネスパーク五色を運営されている五色ふるさと振興公社の川淵さんをはじめとするスタッフのみなさんにも大変お世話になりました。
また、フリースクール「森の学校おのころ」の子どもたちもウェルネスパークに来てくれていて、うちの子どもたちと遊んでくれた為、娘たちは終始ごきげんで助かりました。
極めつけは僕の恩人 獣医師 山崎博道先生も登場くださり、SWYの青年のみなさんとの交流を楽しんで下さいました。先生のおもてなしのお心遣いにはいつも感謝です。
最後の方は子どもたちとSWYの青年たちが鬼ごっこをしていたり、最高にノンバーバルでPEACEな光景が繰り広げられていました。
個人的に印象的だったのは、フランス人の女性が一緒にシランの引き馬をしていたときに英語で話をしてくれて、「以前乗馬をやっていたけれど、悲しい出来事があって辞めていた。久々に馬と触れ合えて嬉しい」と言ってくれたことです。
きっと風月やシランたちも幸せだったと思います。
そんなふうに馬とのイマココな時間はあっという間に経ち、SWYの青年たちがバスで帰る時間となりました。
シランにとってもデビューが世界を相手にするという、小さな身体とは全く逆の大きなスケールの初仕事となり、風月含め、居場所がなくなり処分されそうになった馬たちがこのような活躍の機会を頂けたことに感謝しかありません。(アネロワには今回出番を作れず申し訳なかったんですが、また出番を作っていきたいと思います。)
兎にも角にも本当にこの子たちは強運の持ち主だと思います。
今年は実は「留学」というのがシェアホースとしてテーマにあって、いきなりそのテーマに沿った貴重で大きなお仕事に携わらせて頂くことができました。
これには本当に山中先生をはじめとする淡路ラボのみなさんや孝橋さんたちのおかげと思って感謝しています。数日後にお招き頂いた淡路ラボでの打ち上げでも本当に良い時間を共有させて頂きました。
またこれで一区切りにはなりますが、終わりにするのではなく、僕らはこれを機会に世界とつながり続けたいと思っています。
もしこの事業がまだまだ続くのであれば、いつかうちの娘達がSWYの一員として参加できるようになると面白いねという話も淡路ラボさんでの打ち上げでさせて頂きました。そんなことを目指して今回頂いた貴重なご縁をつないでいけたらなと思います。
今回出会った青年たちの国について子どもたちと共に調べたり、もし可能であるならばオンラインでSWYの青年たちとつながり交流することができないかとも考えています。
まぁうちのことなので行き当たりばったり、のんびり道草を食べながらマイペースになりそうですが、イマココを楽しみながらゆっくり馬たちと前進していこうと思います。
長文になりましたが最後までお読み頂きありがとうございました!
グーグルフォトでアルバムを共有しています。
SWY青年たちとの記念写真 後半
ヨルダンの国旗を忘れてしまったので、翌日次女とお届けしました!
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